米大物ロック歌手 娘が東京五輪出場へ、馬術のアメリカ代表に決定
米国の大物ロック歌手ブルース・スプリングスティーン(71)の娘が東京オリンピックに出場する。妻パティ・シアルファとの2人目の子供で長女のジェシカ・スプリングスティーン(29)が馬術のアメリカ代表に決定、米馬術連盟の発表によると、ジェシカは12歳の雄馬ドン・ファン・デ・ドンクへーべに乗り、障害飛越競技に参加予定となっている。
前回の2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、自身の乗る馬の脚に問題があったことで控えの騎手止まりとなっていたジェシカだが、FEIネーションズカップなど他の乗馬競技大会でアメリカ代表として活躍、最近のインタビューでは、「私の夢は常に、チャンピオンシップでアメリカ代表になることです。それに向かってずっと努力しています。素晴らしい跳躍をする馬たちが恵まれていますし、私はただ自分のベストを尽くし続けます」と答えていた。
そんなジェシカは以前、自分をサポートしてくれる両親についてこう話していた。「両親が来てくれて家族でシェアできることは素晴らしいことです。私の最大のサポーターです。父は母ほど神経質にはなりませんが、2人共見に来るのを楽しんでいます。自分と同じように(馬術競技を)愛する彼らを見ると嬉しくなります」
一方、1984年のロサンゼルスオリンピックの金メダリストで米乗馬界の伝説、メラニー・スミス・テイラーは以前ジェシカについてこう話していた。「彼女は昔、ブルース・スプリングスティーンの娘とだけ見なされるのは嫌だと言っていたものです。自分だけの道を作りたいと思っていた。それを本気でやっています。そのパフォーマンスからも彼女はスポーツ選手としてエリートレベルに確実にいます」