人気イケメン俳優 憑依タイプではない平凡な役者でよかった!?
クリス・プラットは、ダニエル・デイ・ルイスのような役者ではなく、平凡な俳優であることを誇りに思っているそうだ。
「ジュラシック・ワールド」シリーズやMCUの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのピーター・クイル役などハリウッドを代表するアクションスターとなったクリスは、最新作『トゥモロー・ウォー』では、地球に侵攻した異星人と戦うため未来へタイムトラベルする元軍人を演じている。
似つかわしくないヒーローを多く演じているクリスだが、アカデミー賞主演男優賞を3度も受賞しているダニエル・デイ・ルイスのように、完全に与えられた役に没入するメソッド式の俳優とは違い、いつも出演作に本当の自分の一部を持ち込むので、脚本家たちがその個性に合うようプロットを適応させているという。
ウェブサイトのヘイユーガイズのインタビューで、クリスは次のように語った。
「僕はダニエルのような役者じゃないんだ。役を演じる度『彼はいったい誰なんだ?』って感じになるんだ。演じている役を見れば、僕がどんな人間か分かるよ」
「鶏が先か、卵が先かは分からない。僕が演じている役柄が、自分がそうだから、ある種の強さを見出している平凡な人に見えるのか、それとも、そのように書かれていて、そう僕が演じているのか分からないんだ。多くの場合、役に入り込むと、その役柄が自分の個性に合うように調整されるんだ。少なくとも僕自身はそうだと思う。多分、両方の組み合わせなんだろうね」
『LEGO ムービー』でもヒーローらしからぬエメット・ブロックスキーを演じているクリスだが、アマゾンプライムの『トゥモロー・ウォー』では製作の仕事も楽しんだようで、今後もさらに続けたいそうだ。