人気俳優がトランスジェンダーをカミングアウト 同性婚の夫とも離婚
ドラマ『13の理由』のライアン・シェイヴァー役で知られるトミー・ドーフマン(29)がトランスジェンダーとしてカミングアウトした。トミーは、ここ1年「女性として暮らしてきた」そうで、今回の発表は、本当の自分を「再び紹介」するためのものだという。
トミーはタイム誌にこう話す。「1年間、私はプライベートで女性、トランス女性と認識して暮らしてきた」「今日は、私を女性として再び紹介する日だと思っている。医学的に転換したから。カミングアウトは常に大きな発表だと見られるけど、私がアウトしていなかった時はない」「今日は明瞭にする日。私はトランス女性。私の代名詞は彼女。私の名前はトミー」
またトミーは、自身が誕生した一か月後に他界した叔父にちなんでつけられた名前に「とても結びつきを感じてる」ことからそれを変えるつもりはなかったと説明した上で「これはトミーの進化。私はよりトミーになった。本当の私に」と続けた。
さらにトミーは、ピーター・ツルクーレンとの結婚に終止符を打ったことも明らかにし「個人的に、29歳で再び思春期を迎えるのはワイルド。14歳だって感じる日もあるの」「この変化の結果、私は違ったタイプの恋愛を求めている。男性の身体の持ち主と考えられていた時に、ゲイの男性と9年間の関係を持ったわ」「彼をとても愛しているけど、私がトランス女性となった今、私が興味があるものがゲイ男性に反映されているとは限らないと私達は学んだ。だから、私達の関係を友情と再定義する素晴らしい会話をもったの。転換で解放され、明瞭になった」と話す。
そんなトミーには、すでに女性の役の仕事が入っているそうで、「とても興奮しているし、承認されたと感じている」と喜びを語っている。