歌手のシャキーラ（４４）が脱税の疑いで起訴されるようだ。脱税容疑で３年間の調査対象となっていたシャキーラ、２９日（木）にマルコ・フベリアス判事が、同罪に関する確かな証拠が見つかったとして、公判へ進むことを示唆したかたちだ。

　２０１２年から２０１４年にかけて、１４５０万ユーロ（約１９億円）の税金支払いを怠ったとして告発されたシャキーラだが、広報は収めるべき税金は支払い済みと主張しているとＲａｄａｒＯｎｌｉｎｅ．ｃｏｍは報じている。

　２０１５年から正式にスペインに居住し、それ以前はバハマを拠点にしていたと主張するシャキーラ、しかし検察局は、シャキーラは夫でサッカー元スペイン代表のジェラール・ピケと共に２０１２年から同国に住んでおり、ツアーなど仕事を理由に海外に行っていただけだと指摘している。

　法律では１年の内６か月以上国内にいた者には税金の支払い義務が生ずるスペイン、検察局はシャキーラの全世界での収入から税金の総額を割り出したそうだ。

　今回シャキーラの有罪が確定した場合、罰金の他、刑務所に入る可能性もあるという。ちなみに判事は初犯の者が２年以下の懲役に科された場合、その適用を差し控える権限を持つ。

　最近シャキーラはピケとの８歳と６歳になる２人の息子について、公の存在の両親を持ちながらもできるだけ普通に育って欲しいと話していた。