セクハラ被害からうつを患った人気アクション俳優 新作の監督は超大物

 映画「ハムナプトラ」シリーズなどで知られる俳優ブレンダン・フレイザー(52)が、マーティン・スコセッシ監督の新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』とマックス・バーバコウ監督のコメディ作『ブラザーズ』のキャスト入りを果たした。

 AppleTV+によるスコセッシ作品は、デイヴィッド・グラン著作の『花殺し月の殺人-インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』を映画化したものとなっており、1920年代のオクラホマ州でオセージ族の地に石油が発見された後、部族や関係者が1人ずつ殺されていく中、就任したばかりの捜査官が捜査を任されることになる姿が描かれる。

 ブレンダンは、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンスといった豪華キャストによる同作で、弁護士のハミルトン役を演じるという。

 スコセッシ監督は以前、新型コロナウイルス感染拡大により製作に遅れが出たことで、キャストやクルーが役作りやセットなどにより時間をかけることができて逆に良かったと話していた。

 一方ブレンダンは『ブラザーズ』では、ジョシュ・ブローリンやピーター・ディンクレイジ、グレン・クローズと共演する。内容は明らかになっていない同作だが、ダニー・デヴィートとアーノルド・シュワルツェネッガーが似ても似つかぬ双子の兄弟を演じた1988年作『ツインズ』を彷彿させる作品だと言われており、その中でジョシュとピーターは兄弟役を演じるという。

 以前はアクション映画を中心に活躍していたブレンダンだが、約5年ほど映画から離れていた時期があった。その理由の一つとして、2018年「GQ」誌のインタビューでゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会のフィリップ・バーク元会長からセクハラを受けたことを明かしている。2003年の昼食会の席で「彼の左手が僕の尻の片方をを掴んだ。そして1本の指が尻の間の部分に触れて、指を動かしてきた。泣きそうだった」と語った。ブレンダンはこれをきっかけにうつ状態となったという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス