ノエル・ギャラガーによると、マット・スミスは「隠れ放蕩者」、弟リアム・ギャラガーは見せかけのそれだという。「ザ・クラウン」の出演で知られるマットは、大いにドンチャン騒ぎをするが、リアムのワイルドな評判は完全な神話であるとノエルはほのめかしている。

　８日、「ラジオXレジデンシー・ウィズ・ノエル・ギャラガー」の第１回目の放送の中でノエルはこう明かした。「これまでの経験から、俳優は少し控えめにしていなければならないって事がわかった。俳優の仕事には多くの投資が必要で、スタジオは大騒ぎするようなパーティー好きには投資しないからな。よって、俳優達は二重生活を送る事になる」「マット・スミスは自分自身を保っているよ。 奴は、朝の３時か４時に寝返りを打ってよく家具を倒す。サッカーチームのブラックバーン・ローヴァーズを応援しているんだ。ふとした瞬間に奴は『ローヴァーズ！』と言って椅子か何かを蹴る時があったな」「俺は何度か奴と話をしようと思って、『お前、もう１度椅子を蹴ってみろ。そして、その後解決しよう』って言ったんだ」

　そして同番組の共同司会を務めるマット・モーガンに「世間的には放蕩者と見られているのに、実はそうでない人は？」と聞かれたノエルは「うちのガキ（リアム）だよ。奴はちょっとした詐欺野郎さ。実際たくさんいるんだ、口先だけで行動が伴わないタイプ。口が達者な奴に多いな」と答え、「リスナーに言いたいのは、君らがそうだと思っている人たちはたいていそうではなく、その逆もまた然り。そして、その真ん中に選ばれた少数の人たちがいる」と続け、U２のフロントマン、ボノをパーティーでの良き仲間として挙げた。

　更にノエルは、「以前、ある授賞式に出席後に出かけたんだけど、ザ・クークスのシンガーが俺たちの側近に紛れ込んでいたのを覚えているよ。ルーク・クークっていう別称で奴は距離を取っていた。でもそれ以来会っていない」「他には？ザ・ヴァクシーンズのベーシストが、俺たちとの夜遊びに巻き込まれたことがあるんだ。未だにその話で盛り上がっているらしい」と明かしている。

　そんなノエルのラジオ番組は、今月いっぱい毎週日曜日、イギリス時間午後７時から９時まで放送中だ。�