超売れっ子人気俳優 巨額資産を子供達には遺さないと宣言
俳優ダニエル・クレイグ(53)は、自身の巨額の財産を子供達に相続させるつもりはないそうだ。妻レイチェル・ワイズと元妻フィオナ・ロードンとの間にそれぞれ娘が1人いるダニエルは、「遺産相続は不快」と信じており、子供達に財産を残しておくつもりはないという。
ダニエルは、キャンディス誌にこう話す。「『裕福な人として死んだら、人生に失敗した』っていう古い格言があるよね?」「たしか(アメリカの実業家)アンドリュー・カーネギーは現在の金額で110億ドル相当(約1兆2000億円)を寄付した。彼は自分のためにも幾らかとっておいただろうから、彼がかなりの資産家だったことが分かる」「でも僕は次の世代に巨額を残しておきたくないんだ。遺産相続って不快なものだと思うよ」「死ぬ前にそれを使ってしまうか、人にあげてしまうっていうのが僕の哲学だ」
また「007」シリーズでクールなジェームズ・ボンド役を演じてきたダニエルは、実は涙もろいのだそうで、「感情がないキャラクターは演じたくない。僕は皆と同じように感情的で、何に対しても泣いてしまう」「僕がその気分であれば、良いCMなんかでそうなるね」と話している。
10月に公開を控える『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がダニエルにとって同シリーズ最後の作品となる。