脇役で活躍の女優が過去作品の演技にぞっ「バカな連中と一緒にいるには人生は短すぎる」
女優キャリー・クーンは、『ゴーン・ガール』の自分に演技にぞっとするそうだ。デヴィッド・フィンチャー監督による2014年製作の同心理スリラー作に主人公の双子の妹マーゴ・ダン役で出演したキャリー、自分の「しかめっ面」だらけのこの映画を観るのは嫌いだという。
「私は自分を観察しないといけないタイプの俳優の一人。私の習慣がはっきり見えるから。『ゴーン・ガール』を観ると、私はただしかめっ面をしているだけなのがわかるわ」とキャリーはインディペンデント紙に話す。
また、同作での自分の演技はテレビシリーズ 『LEFTOVERS/残された世界』でのそれとかなり異なっていると考えているそうで、「『LEFTOVERS/残された世界』がまだ続いているから、自分の向上に気付くことはできると思うけど、『ゴーン・ガール』でのパフォーマンスは見ていてぞっとする」と明かした。
しかし同作で高評価を得た主演のベン・アフレックとの仕事で多くを学んだそうで、キャリーはこう振り返っている。「実際には、セットの中でカメラを操作することについて、私が知らない言葉がたくさんあった。私がじっとしていなければならなかった時、私はデヴィッドとベンに、彼らがどんな理由で、何をしているのか、そして80回の撮影になる場合、収録中どれだけ食べるべきかについて教えてもらった」
また、キャリーは好きな人と一緒に仕事をする機会があったことに感謝するとして、「好きでない人たちと一緒に働かなくてもいいのは、とても幸運なことだと思う。誰もがそのような贅沢をさせてもらっているわけではないから」「バカな連中と一緒にいるには人生は短すぎる。私はそんな生き方に興味ないわ。」と続けた。