米人気俳優54歳で死去、薬物の過剰摂取が原因か 自宅で倒れているのを発見される
マイケル・ケネス・ウィリアムズが死去した。54歳だった。ドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のオマール・リトル役や映画『それでも夜は明ける』への出演で知られたマイケルは6日(月)午後、ニューヨーク市ブルックリンの自宅で遺体で発見されたという。
マイケルの長年の代理人であるマリアナ・シャフラン氏が、ザ・ハリウッド・レポーターを通してマイケルの死を伝えた。
ニューヨーク・ポスト紙によると、マイケルの甥の男性が、数日間マイケルと連絡が取れなかったことから自宅を訪れたところ、倒れているマイケルを発見、救急車が駆けつけたものの午後2時12分死亡が確認されたそうだ。
死因は明らかになっていないが、自宅内でヘロインや薬物摂取に使用される器具が発見されたと言われており、薬物過剰摂取の疑いがあるという。ある警察の関係者は、「他殺の痕跡はない」と同紙に話している。
しかしながら甥の妻であるステイシー・デュポンさんは、死因は薬物関連ではないと信じているとして「それは事実に基づいていません。今言えることはそれだけです」「彼は、私達にとって全てでした。素晴らしく、美しく、愛に溢れた人でした。彼はとても寛容で、家族であれ友人であれ、助けを必要としている人がいれば誰でも助ける人でした」とDailyMail.comに話している。
マイケルはHBOドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』 にも出演、同社は「20年来のHBOファミリーの一員であるマイケル・ケネス・ウィリアムズの他界の知らせを受け、悲痛の中にあります。彼のアーティストとしての多大なる才能は世界に知られていることですが、私達にとってマイケルは、一緒に仕事をしたもの皆から愛された親愛なる友人でした。この計り知れない喪失の中にあるご遺族の方々に深くお悔やみ申し上げます」と声明を発表している。
また『THE WIRE/ザ・ワイヤー』で共演したウェンデル・ピアースもツイッターに故人を偲ぶ言葉を綴っている。