ジェシカ・アルバ 自身の会社が株主から訴えられる
米女優のジェシカ・アルバの「オネスト・カンパニー」に不正行為があったとして株主達が訴訟を起こしている。『シン・シティ/復讐の女神』などで知られるジェシカが立ち上げた自然派のコスメやベビー用品を扱う同会社は、コロナウイルスのパンデミック初期にオムツなどを買いだめする動きがあったことで売り上げが上昇したものの、その後減少傾向にあったことを開示せず誤解を招いたと非難されている。
TMZが入手した書類によると、同社が上場した今年5月に購入した株主達は、好調な経営を示した前年の財務報告書を基に同社が上向きであると判断を下したと主張、しかしその2か月後の報告書で今年第2四半期には、2000万ドル(約22億円)の損失を出していたことが明らかになり、株価が43ドル(約4700円)ほど下落していた。
訴訟の中で株主達は、同社はパンデミックにより販売が拡大したことを明言し、今後そのレベルが続くとはしていなかったと認めているものの、上場時にはすでに大幅にセールスが減少していたことを隠していたと指摘している。
現在のところ、ジェシカ側は同訴訟に関してコメントしていない。