人気バンドメンバー 脚を銃撃されたミュージシャンに王座貸す
デイヴ・グロールは、銃で撃たれたグレイホークのダリン・ウォールにステージで使用している王座を使わせてあげたそうだ。フー・ファイターズのフロントマン、デイヴは、2015年のスウェーデンでの公演中にステージから12フィート(約3.6m)落下、その後「ゲーム・オブ・スローンズ」風の椅子に座ってパフォーマンスを行ったことで有名だが、今月初め、アイダホ州ボイシのライブ会場「ザ・シュレッダー」の場外で銃撃犯イーサン・バード(26)に撃たれたダリンに、フーのロゴが入った特注の椅子を親切に貸してあげたという。
週末のステージ復帰後にダリンは、その椅子に座った自分の写真をインスタグラムに投稿、「デイヴ・グロールの寛大さに感謝します!」と綴っていた。
ダリンによると、イーサンと乱闘になり「太ももの上部」を撃たれたそうだが、事件後すぐにその銃撃犯は逮捕されたという。
そして事件後のインタビューで 、命に関わるような怪我をしなかったのは「幸運」だったとし、、「明日は保証されていない。だからお互いに仲良くやっていこう」と話した。
そんなデイヴの王座を借りたのはダーリンが初めてではなく、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズは、左足の第5中足骨を骨折したことから、16年の「ノット・イン・ディス・ライフタイム」ツアーにその椅子を持って行ったという。
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