ロジャー・ムーアの3人目の妻だった女優が死去「彼が他界する前に仲直りした」

 伊女優ルイザ・マッティオリさんが死去した。85歳だった。故ロジャー・ムーアの3人目の妻で、ロジャーとの間に3人の子供をもうけたルイザさんは、スイスで息を引き取ったという。遺族が発表した声明には「ルイザはしばらくの間病気であったことから、家族たちにとっては困難な時期でした。ロジャーとは辛らつな別れを遂げましたが、彼が他界する前に仲直りをしていました」と綴られている。

 ジェームズ・ボンド役などで知られるロジャーとルイザさんは、1961年の伊コメディ映画『サビーヌの掠奪』での共演を通して出会い、1969年から1993年まで24年間結婚生活を送った。ロジャーは、ルイザさんと出会った当時、2人目の妻で歌手のドロシー・スクワイアズと結婚しており、憤慨したドロシーがギターでロジャーの頭を殴ったり、窓をレンガで割った時にガラスで怪我をしたことなどは有名だ。

 89歳だった2017年にがんで他界したロジャーは、2002年にルイザさんと正式に離婚、同年4人目の妻クリスティナ・ソルストラップと結婚していた。

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