BTS着用のヴィトンのスーツがオークションに出品へ 落札予想額は1人570万円
BTSが今年のグラミー賞で着たルイ・ヴィトンのスーツがオークションに登場する。3月に開催された式典で全身同ブランドで決めていたBTS、その衣装が来年始めに予定されているジュリアン・オークションズ主催の「ミュージケアズ・チャリティ・リリーフ・オークション」に出品される。
スーツはそれぞれ3万ドル(約340万円)から5万ドル(約570万円)の落札予想価格となっており、他にもJ-Hopeのリング3点も出品、こちらは2000ドル(約23万円)から4000ドル(約45万円)が見込まれている。
1989年にレコーディング・アカデミーが設立した財団ミュージケアズは、音楽業界に携わる人々に向けて基本的な生活費や医療費、HIV/エイズ、パーキンソン病のような重病の治療費などを支援する慈善団体として知られている。
同オークションは来年1月30日に開催、19年にミュージケアズ・パーソン・オブ・ザ・イヤーも受賞したカントリーミュージック界の伝説的存在ドリー・パートンのラインストーンのドレスのほか、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、デミ・ロヴァ-ト、ハリー・スタイルズ、ライオネル・リッチーらのアイテムが出品予定だ。
一方BTSは、今年4月にルイ・ヴィトンのアンバサダーに就任し7月にはメンズウェアコレクションのキャンペーン動画に登場、同ブランドの新作34点を身にまとったメンバーらが出演するその映像は、韓国出身のジョン・ゴーウォンが監督を務めていた。
同キャンペーンの声明には、「この映像は空間、動作、そしてグローバルな繋がりを行き来する会話を舞台化したものです。私たちの今に焦点を置き、多様性のレンズを通してソウルという都市を探ります」と、また同ブランドメンズ部門のアーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブローは、「ソウルには独特なエネルギーがあり、BTSはそのヴァイブを完璧に体現しています。今回のコレクションに独自の解釈を加え、自分のものとし、新たな高みへと押し上げたのです」と語っていた。