米人気俳優「自分の体についてのコメントやめて」30代半ばまでプールでシャツ脱げず

 人気俳優で映画監督のジョナ・ヒル(37)が、自分の体についてコメントするのをやめるようファンに求めている。過去に自分の体に対する不安を公にしてきたジョナは、自分の体型に対する他人の意見を読むのは、それが肯定的でも否定的でも良い気分ではないという。

 「良くても悪くても、私の体についてのコメントはしないで欲しい。なぜかと言うと、それは何の役にも立たないし、気分が良いものじゃないから。お願いするよ」とジョナはインスタグラムに投稿した。

 そんなジョナは2021年の2月、長年に渡って世間から嘲笑されてきた自分自身を「ようやく愛し、受け入れることができた」と明かし「家族や友人の前でも、30代半ばまではプールでシャツを脱いだことはなかったと思う。もし子供の頃の不安感が、長年にわたって自分の体を馬鹿にされてきたことで悪化していなければ、もっと早く実現していただろう」と話していた。

 また、不安を抱えている人々に、自分は素晴らしく完璧な人間だと知って欲しいとして、ジョナは「私は37歳になり、ようやく自分を愛し、受け入れることができた。これは『自分にとって良かった』という投稿じゃない。そして、『気分を害した』という投稿でもない。これは、プールでシャツを脱がない子供たちのためのものだ。楽しんで。君は素晴らしくて、最高で、完璧さ。愛を込めて」とつづった。

 ジョナは以前、自分の弱さについてオープンに話し合うことを許してくれた友人や家族に感謝しているとして「人間として成長し、映画監督になるための感情的な成熟と自信を持つようになった。コミュニケーションの取り方をどう学ぶか、それがなぜ問題なのかを考えたんだ。たぶん文化的にも当時は、男が感情や、何かに傷ついたことを表現したりすると馬鹿にされると教えられていた。そのような抑圧が怒りにつながり、怒りが悪い行動につながるというのにね」と語っている。

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