クリス・マーティンが、宇宙へ行ってみたいが、金銭的な余裕がないと明かしている。推定１億２５００万ポンド（約１９６億円）の資産を持つと言われているコールドプレイのフロントマン、クリスは、リチャード・ブランソンやジェフ・ベゾスの宇宙旅行ロケットのように、宇宙の入り口まで飛んで行って帰ってくるというアイデアには興味がないものの、他の銀河系へ「探検」には行ってみたいという。

　クリスはこう話す。「僕にはそんな余裕はないよ」「でも、何か理由があってとか、探検に行くというのであれば、いつかは行くだろうな」「行って戻ってくる、というものではなくてね」　

　ブランソンらによる民間宇宙企業は、ウィリアム王子をはじめとする多くの人々からの批判にさらされている一方、宇宙旅行には多くのプラス面があると考えているそうで、「まるでディズニーランドの素晴らしい乗り物のようだ」「地球上のみんなの生活をより良くするために、とても希望に満ちたものになるかもしれないし、誰かが実行しなければならないから、そういう人たちを尊敬するよ」というクリスの言葉をデイリー・スター紙が報じている。

　そんなクリスは、宇宙人を「信じることにオープン」で、「宇宙に存在する他の生命体に関しては、何を信じてもいいと思っている。あまりにも巨大だから、可能性は無限大だ」と話しており、以前、月面でパフォーマンスをしてみたいと宣言していたことについては、「でも、月面で演奏しても実際には誰にも聞こえないという問題があるよね？大気についてはちょっとよく分からない」「嘲笑されようとも気にしないで、自分にとって真実だと感じることを話しているだけ。みんなそうすべきだ」と続けた。