ABBA カムバック・アルバムの後引退へ
スウェーデン初のポップグループABBAはカムバック・アルバムをリリース後、引退するという。アグネタ・フォルツコグ(71)、ビヨルン・ウルヴァース(76)、ベニー・アンダーソン(74)、アンニ・フリード・リングスタッド(75)から成るスウェーデン出身の同グループは、『アイ・スティル・ハブ・フェイス・イン・ユー』や『ドント・シャット・ミー・ダウン』など、ほぼ40年振りの新曲が収録された来月5日発売のニューアルバム『ヴォヤージ』を最後に解散するという。
ベニーはザ・ガーディアン紙に「ABBAが再結成することはないとは一度も言ったことがないけれど、今回が最後だよ」「おしまいだ。そうじゃないとね」と話し、ビヨルンも「そうだね」と同意した。
またABBAは「ABBAヴォヤージ」コンサートも予定している。来年5月27日からロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに特設された3000人収容のABBAアリーナで開催される同イベントは、ジョージ・ルーカスが創立したインダストリアル・ライト&マジックの850人のチームの協力を得て、数カ月に渡るモーションキャプチャーにより制作されたメンバーのアバターが登場、10人構成の生バンドと共に繰り広げられるバーチャルコンサートとなっている。