ドウェイン・ジョンソン「本物の銃を使用しない」 誤射事件で宣言
俳優ドウェイン・ジョンソン(49)が、自身の映画では本物の銃を使用しないと宣言した。ドウェインは、アレック・ボールドウィンの映画『ラスト』で撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが誤射事故で死亡したことを受けて、今後自身の製作会社セヴン・バックス・プロダクションズの作品では本物の銃を使わないようにするという。
ドウェインは、主演した新作アクションコメディ映画『レッド・ノーティス』のプレミアでバラエティにこう話している。
「他の人に代わって話すことは出来ないけど、俺がはっきり言えるのは、セヴン・バックス・プロダクションで今後製作するどの映画、テレビ番組、そのほかどんな作品でも、本物の銃を全く使用しない」
「ゴムの銃に切り替える。そして撮影後の編集で処理するよ。費用については心配していない。いくらかかろうとね」
先月ニューメキシコ州の撮影現場でアレックの誤射によりハッチンズさんが死亡した先月の事故については、「俺たちは命を失ったんだ。彼女の家族と現場の全ての人のことを想っている。アレックともとても長い間知り合いなんだ」と続けた。
ドウェインは事故のニュースを耳にして、すぐさま自身の製作チームと連絡を取り、今後の安全対策について話し合ったという。
「映画ビジネスを愛している。俺たちは常に安全対策やプロトコルを映画で実施してきたし、とても真剣に取り組んでいる。これらの現場は安全な現場で、俺たちはそのことを誇りに思っている」
「でも事故は起こる。そして、これほど重大で悲痛なものが起こった時、最も堅実で賢明なことは、一瞬立ち止まり、どうやって前進し、どうやって一緒に仕事をやって行けるか真に再検討することなんだ」
「セヴン・バックスがどの映画会社と作る映画でも、本物の銃は使用しないのがルールだ」