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ABBAのベニー、40年ぶり復活にメンバーの歌唱力の衰えが心配だったと告白
ABBAのベニー・アンダーソンが、レコーディング前にメンバーの歌唱力の衰えを心配していたと告白した。ベニー、アグネタ・フォルツコグ、ビョルン・ウルヴァース、アンニ・フリード・リングスタッドから成るABBAは、待望の9枚目のスタジオ・アルバム『ヴォヤージ』のために再会したが、ベニーはレコーディング開始前にやや疑いを持っていたそうだ。
ベニーはガーディアン紙のサタデー誌にこう話す。「僕が感じたのは、アグネタとフリーダがこの仕事をとても喜んでいるということだった。わかるだろ?」「この40年間、二人はほとんど活動してなかったんだ。アルバムを2、3枚作ってはいるけど、それほど歌っていなかったから、これをするというのは…彼女らが僕らがしていることに満足なのを見て、曲を気に入ってくれて…完璧だった」
ベニーは当初、スタジオで再会した時に何が起こるのかという不安を抱いていたそうだが、その懸念はすぐに解消されという。「これまでと全く同じだったよ」「スタジオに入り、コントロールルームに行き、僕は歌詞のコピーを渡して、僕らはバックトラックを演奏して、彼女らはそれに合わせて歌って、質問をしてきた。それからスタジオに歌詞を持って入って歌い始めたんだ」「正直、彼女らがスタジオに入ってきた時には、こんな計画を立てる前に、まだ歌えるかどうか聞いておくべきだったかもと思ったんだ。でも初日が終わった後は、心配する必要はなかったよ」
また、音楽業界から離れていたにもかかわらず、バンドのメンバーは親しい友だちであり続けたそうで、「僕らは何年にもわたって顔を合わせてきて、あれやこれやで会っていたんだ。友だちなんだよ」と語っている。