アレック・ボールドウィンらが映画「ラスト」撮影スタッフから訴えられた!
アレック・ボールドウィンらが「ラスト」の撮影スタッフから訴えられている。主任電気技師セルジュ・スヴェトノイさんは、撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが10月21日ニューメキシコ州のロケ地でのリハーサル中に主演アレックによる誤射事故で死亡した件で「重度の精神的苦痛」を患っているとしてアレックらを相手取り訴訟を起こしている。
ロサンゼルスで民事訴訟を起こしたスヴェトノイさんは、同作品の製作会社ラスト・ムービー・プロダクションズ有限会社を訴えた最初の撮影スタッフとなった。
銃弾を受け瀕死の状態にあったハッチンズさんを抱きかかえていたというスヴェトノイさんは10日、ビバリーヒルズで記者会見を開き「彼女が私達と共にいないことが未だ信じられません。芸術創作中、撮影現場で人が命を落とすのはとても悲劇的で不公正です」と語った。
また5年以上前からハッチンズさんと知り合いだったというスヴェトノイさんは、同作品の武器担当者や第一助監督、小道具方、武器提供者も訴えているほか「エンターテイメント・トゥナイト」が入手した法廷書類には、リハーサル当時「ボールドウィン被告は拳銃コルトリボルバーを発射する必要はなかった」上、「原告は、この事件が原因、もしくは近因で重度の精神的苦痛を含む負傷を受けた」と主張、アレックが拳銃を渡された際「実弾が入っていないか武器担当者と再度確認する義務があった」と綴られている。
一方で武器担当者ハンナ・グティエレス・リードさんの弁護士は、発表した声明の中で被告が「わなにはめられた」と主張している。