今だから話せる 米人気俳優、伝説作の撮影中に死にかけた 医師も最悪の事態覚悟
シルベスター・スタローン(75)は「ロッキー4/炎の友情」の撮影で危うく命を落とすところだったそうだ。ロッキー・バルボアの強敵ドラゴを演じるドルフ・ラングレンと闘うシーンで、スタローンは医師達が最悪の事態を恐れるほどの重傷を負ったという。
同人気シリーズでボクサーのロッキー役を演じたスタローンは、集中治療室に入っている時には尼僧達が「祈りを捧げる」ほど危険な状態にあったとして、同作のリカット版の発売に先立ち当時をこう振り返っている。「第1ラウンドで、彼は僕をノックアウトした。実際にね。彼は僕を粉々にしたんだ。その瞬間には感じなかったけど、夜に心臓が腫れ始めた。彼は、心膜を傷つけたんだ。心臓が胸を打った時にね。交通事故で胸が車のハンドルを打つようなものだ。僕の血圧は260まで上がった。彼らは、僕は天使と話すようになるんじゃないかと思っていたよ」
そんなスタローンは以前、同シリーズを創造し、最初の6作の脚本を書いたにも関わらず、その収益の一部を受け取っていないことに憤慨していると明かしていた。