主演俳優が大ヒット作のディレクターズカット版手掛けた結果 約半分が違う内容?
俳優のシルベスター・スタローン(75)は、『ロッキー4/炎の友情』を「修復」したかったことから、ディレクターズカット版を製作したという。1985年の同作でタイトルロールのロッキー・バルボア役を演じたスタローンは、コロナでの隔離生活の時間を使って自らの映画作品を振り返った時、同作を「より良いものに出来る」と思ったそうだ。
スタローンは、『ロッキー4:ロッキーVsドラゴ- ジ・アルティメイト・ディレクターズカット』の上映会で『エンターテイメント・トゥナイト』にこう話している。「コロナで、僕には1年の時間があった。そこで、修復したい映画があるか考えてみたんだ。修復できるレベルじゃないものもあったけど、『ロッキー4』はより良いものに出来ると思ったんだよ」
ポリゴンによると、スタローンは上映時間92分だった36年前の劇場版に42分を加えディレクターズカット版を製作したというが、最終的にこちらも93分となっていることから、約半分が違う内容となっているものと考えられている。「使ってない映像が沢山あるって気づいたんだよ!それを見て『何を考えていたんだろう?』って思ったよ」と明かすスタローン。年を重ねるにつれ物の見方が変わったことも影響しているとして「可笑しいことに成長し、長く生きると物の見方が変わってゆくもんだ」と続けた。