デヴィッド・ボウイの映画、カート・コバーンのドキュメンタリー監督が製作中
英出身のミュージシャン、デヴィッド・ボウイの映画が、カート・コバーンのドキュメンタリー『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』の監督ブレット・モーガンによって製作中だ。2016年に69歳で他界したボウイのレアなパフォーマンス映像を収録した同新作についてある関係者は「ドキュメンタリーでも伝記でもなく、未公開の数千時間に及ぶ映像を基にした素晴らしい映画体験となっています」とバラエティに語っている。
モーガン監督による2015年のカートのドキュメンタリー作はカートによるアートワーク、音楽、サウンドコラージュなどを組み合わせたものとなっていたが、今回のボウイの映画も似た傾向になるようだ。
またボウイと長年タッグを組んでいた音楽プロデューサー、トニー・ヴィスコンティも同新作への参加が決まっている。トニーは1968年のシングル『イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーニング/ロンドン・バイ・タ・タ』でボウイの作品に初参加、その後2人のタッグは遺作となった『ブラックスター』まで続いた。
ボウイの遺産団体が協力、更にフレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の製作陣も参加の同新作は来年1月のサンダンス国際映画祭で初公開される見込みだ。
一方、ボウイの未亡人のイマンは以前、夫を題材としたフィクション映画の製作について「それは常にノー。私たちはお互いに話し合って、『(生きてたら)彼がやると思う?やらないわね』って」と話していた。