超名門出身の俳優「彼らはただ平穏に暮らしたいだけ」 トランスジェンダー役を演じたのは「間違いだった」  

 俳優のエディ・レッドメイン(39)は、『リリーのすべて』でトランスジェンダー役を演じたのは「間違い」だったと告白した。同2015年作で性別適合手術を受けたリリー・エルベ役を演じ、アカデミー賞にノミネートされたエディだが、今ではそれを後悔しているという。

 サンデー・タイムズ紙のインタビューでエディはこう語っている。「今だったら役を受けないよ。僕は最善の意図であの映画を作ったけど、間違いだったと思う」「キャスティングにおける不満に関して大きな議論を呼んでいる原因は、多くの人がその決断に関わることが出来ないからだ。等しくする動きがない限り、これらの議論が続くこととなる」

 「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作「ファンタスティック・ビースト」シリーズに主演しているエディは以前、原作者のJ・K・ローリングが、ある記事に関して「月経のある人々。そういう人々を表す言葉が確かにあったわ。誰か教えてくれない?ウンベン?ウィンパンド?ウーマッド?」とツイッターに綴ったことがトランスジェンダー嫌悪的だと非難を浴びた際、「トランスの女性は女性で、トランスの男性は男性、ノンバイナリーのアイデンティティも正当だ」「僕はこのコミュニティを代弁するつもりはないが、僕の親愛なるトランスジェンダーの友人や同僚が、そのアイデンティティに関して絶え間なく質問されることにうんざりしているのを知っているし、それが暴力や嫌がらせにつながることがありすぎることも知っている。彼らはただ平穏に暮らしたいだけなのだから、そうさせてあげるべきだ」とコメントしていた。

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