チャールズ皇太子、コロナワクチン陰謀論を批判
イギリスのチャールズ皇太子(73)が、コロナワクチン陰謀論を「ナンセンス」と批判した。チャールズ皇太子は14日(火)ロンドン南部ケニントンのワクチン接種会場を訪れ、1日3000回のブースター接種を行っているワクチン接種従事者127人とボランティア190人に感謝の言葉を述べた。
「あなた方は素晴らしい。あなた方がいなかったらどうなっていたことでしょう」「ナンセンスな陰謀論の数々に苛立ちを感じます」と皇太子は語った。
先週ブースター接種を受けたことを明らかにしていた皇太子、8カ月前にワクチン接種従事者になる訓練を受けたケイト・スイターさんと談笑する場面も見られた。
同地域のコロナワクチン接種班を率いるアブドゥル・ムカダム医師は、「皇太子は、出会った全てのワクチン接種従事者やボランティアに感謝の言葉をかけられていました」とイブニング・スタンダード紙に話し、「ワクチン接種従事者の訓練を受けたり、ボランティアになったり、ブースター接種を受けたりと皆自分たちができることをしているのです。皇太子はその努力に感謝の言葉を述べることで彼ができることをなさいました」「その認識を歓迎します。国中で多くの人々が自分ができることをしているのです。ある意味、これはそれら全ての人に対する感謝の言葉だと思います」と続けた。