誤射事件起こした大物俳優の携帯電話に捜査令状
米俳優アレック・ボールドウィンによる誤射で撮影監督ハリーナ・ハッチンズさんが死亡した事件に関して、警察がアレックの携帯電話に対する捜査令状を取得した。ハッチンズさんは10月、ニューメキシコ州サンタフェで行われていたウエスタン映画『ラスト』の撮影現場で、アレックが持っていた銃から実弾が放たれたことにより命を失った。
今回、サンタフェ警察はアレックの携帯電話から証拠が見つかる可能性があるとして、通話記録に関する捜査令状を取った形だ。
デッドラインが入手した令状には「事件当時またその後に各個人が携帯電話を使用したことにより、電話に証拠が残されている可能性がある」「事情徴収中に『ラスト』製作に関するメールやショートメールが数通交わされたことを認識している」と綴られている。
アレックの弁護団は警察に協力的なものの、捜査令状なしに携帯電話を受け渡すことを拒否していた。
一方、アレックは以前、ハッチンズさんの命を奪った銃の引き金は引いていないと主張している。