米著名俳優 性的暴行告発で出演映画ラストシーンカットされていた 

 米俳優クリス・ノース(67)の『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』での最後のシーンがカットされたという。同新作ドラマの第1話で帰らぬ人となってしまったミスター・ビッグを演じたクリスだが 、妻役を演じるサラ・ジェシカ・パーカーとパリで撮影したシーンがシーズン最終回に使われる予定だったそうだ。

 しかし、関係者がTVラインに話したところによると、クリスが最近複数の女性から過去の性的暴行を告発されたことを受けて、そのシーンがボツになったという。

 クリスは、2人の女性から過去の性的暴行を告発された後、ドラマ『LAW&ORDER』で共演した米俳優ゾーイ・リスター=ジョーンズから「不適切な行動」を指摘されたほか、歌手リサ・ジェンティーレも自らの意思に反してクリスからキスされ胸を触られたと発言している。

 最初2件の告発を受けて、こう声明を発表していた。「数年もしくは数十年前に私が出会った個人による告発を断固として否定します」「それが30年前でも30日前でも、ノーは常にノーです。それは私が決して渡らない線なのです。これらの話が出てきたタイミングについて疑問を持たないことは難しいでしょう。これらが今出てきた理由について確信はないものの、私が知っていることは、これらの女性に暴行していないということです」

 同声明の後、新たな告発が明るみに出ても別の声明は出さないとして、マサチューセッツ州にある自宅近辺を歩いていた時にパパラッチに呼び止められた際、「君達は僕の声明を持っているだろ?僕は声明を出したし、その内容は変わらない。人が何と言おうと僕の声明は僕の声明だ。それしか言えないよ」と答えている。

 クリスは、これらの告発を受けて米ドラマ『イコライザー』から解雇されたほか、所属事務所から契約を解除されたことも明らかになっている。

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