キャサリン妃、ベッドタイムストーリーをテレビで朗読へ
キャサリン妃が子供たちに向けてベッドタイムストーリーを朗読する。チルドレンズ・メンタルヘルス・ウィークの最終日となる13日(日)、ジル・トムリンソン著の児童書『くらやみをこわがったフクロウぼうや』をBBCの幼児向けチャンネル、シービービーズで読み聞かせする予定だ。
今年のメンタルヘルス・ウィークのテーマは「共に成長すること」、同書は赤ちゃんフクロウが周りの動物たちに勇気づけられ暗闇の怖さを克服し自信をつけてゆく物語となっている。
1948年に出版された同書はキャサリン妃も子供の頃に読み楽しんだそうで、自身の子供達ジョージ王子、ルイ王子、シャーロット王女にも紹介したという。今回10分に凝縮したバージョンをキャサリン妃は朗読、その模様はロンドンの自宅の庭に設置されたセットで撮影されたようで、ジーンズにカジュアルなニットを着て胡坐をかいた妃の写真が発表されている。
BBCチルドレンズ・アンド・エデュケーションのディレクター、パトリシア・ヒダルゴ氏はこう話す。「妃がシービービーズとCBBCチャンネルの20周年を記念してシービービーズ・ベッドタイム・ストーリーを読んで下さることに誇りでいっぱいです。今年のチルドレンズ・メンタルヘルス・ウィークのテーマを体現する完璧な物語となっています。この名作をどう妃が届けてくれるのかが私は楽しみでしょうがありませんし、視聴者の方も同じだと思います」
キャサリン妃は子供のメンタルヘルスに関するチャリティ団体「Place2BE」のパトロンを務めるほか、今年はザ・ロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッドの開設を発表しており、また今月には同センターの仕事の一環として、0歳から5歳までの教育に定評があるデンマークへ渡航予定となっている。