セレーナ・ゴメス 裸足で全米映画俳優組合賞に登壇 カーペットで転倒しルブタンのヒール壊れる

 女優で歌手のセレーナ・ゴメス(29)が、今年の全米映画俳優組合賞の式典で素足になるトラブルに見舞われた。2月27日にカリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催された式典に出席したセレーナは、クリスチャン・ルブタンのシューズで登場するもシルバーのカーペット上でつまづき、片方の靴のヒールが壊れる事態に見舞われた。

 オスカー・デ・ラ・レンタの黒のベルベットドレスに、セルぺンティ・ネックレスなどブルガリのジュエリーで魅せていたセレーナ。今回『マーダーズ・イン・ビルディング』でコメディドラマ部門のアンサンブル賞にノミネートされた。その後、映画部門の助演女優賞のプレゼンターを共演者のマーティン・ショートと共に務め、『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボーズに賞を授与する際に素足でステージに登場し、会場を驚かせていた。

 セレーナの首元を飾ったホワイトゴールドのネックレスには2つのペアシェイプカットのエメラルドとダイヤモンドがあしらわれ合計37.04カラットに及ぶ豪華仕様。更に9.89カラットのクッションカットのコロンビア産エメラルドを中心に添えたプラチナリングが指に輝いていた。

 そんなセレーナのスタイリングを手掛けたケイト・ヤングは、ブルガリのジュエリーに助けられたとしてザ・ハリウッド・レポーターにこう話している。「私達はジュエリーをたくさんつけることにしたんです。リングのは大きなエメラルドです。ベルベットのドレスと合わせて、壮大で過剰、興味深いものなりました」

 セレーナの他にもマーゴット・ロビーやソフィー・ターナー、ダコタ・ジョンソンなどを顧客に持つケイトだが、最高の女性セレーナに似合う最高のドレスを探したとしてこう続けた。

 「オスカー・デ・ラ・レンタは所謂伝統的なランウェイショーを行いませんでした。たとえそれを開催していって、ドレスを以前に見た人がいたとしても、私にとってそれは関係のないことです」

 「デザイナーに特注のドレスを文字通り特注であることを目的に依頼するというのは私の興味外のことです。ランウェイで行われることに関係するドレスというのが大事だと思うのです。私の仕事は、ファッションの世界で今ベストな状態で使えるドレスを選び、女性たちにそれらを合わせることです。ベストなドレスをベストな女性に。セレーナは素晴らしかったと思います」

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