ハリウッドで活躍中の日本人女優が襲われる 見知らぬ男性に頭部を殴打される
ハリウッドで活躍中の福原かれん(30)が、突然現れた見知らぬ男性から頭を殴打されたという。
ドラマ『ザ・ボーイズ』や『スーサイド・スクワッド』のカタナ役などで知られるかれんは、カフェに向かって歩いていたところ、後頭部を殴打されたそうで、女性、アジア人、高齢者が理由なしに標的となっているとして、人々に助けを呼び掛けた。
福原はインスタグラムにこう綴っている。
「今日、私は男に頭を殴られたわ。(私は身体的には大丈夫)だけど、こんなことは止めなければならない」
「私達女性、アジア人、高齢者はあなた方の助けが必要。私はプライベートについては普段あまりシェアしないんだけど、今日起こったことは、重要だと思ったの」
「私がコーヒーを飲もうとカフェに向かっていたところ、ある男が私の後頭部を殴ってきた。突然の出来事だったわ。私達はそれまで目を合わせていなかったし、私は変わったことなど何もしていなかった」
「驚いたし、私の帽子はそれで吹き飛んだ。振り向いた頃には、その男は、私から少し離れたところにいた。(私を殴った後歩き続けたに違いない)」
「最初彼に立ち向かおうと思ったけど、彼が私の方に向かい始めていたからそのリスクには値しないと思ったの。数秒間お互いを見て、彼は私に向かって大声で叫んだあと、最終的には歩いて去っていった」
これまでにも、人種を理由に差別発言の被害を受けたという福原だが、身体的に攻撃されたのは今回が初めてだという。
「私がこれを書いているのは、複数のルーツがある私の友達にこのことを話したら、このようなヘイトクライムが毎日ごく普通の人々、一緒に食事をしている人々に起こっていると知らなかったから。このことに対する意識を高めることが大切だと思ったの」とした。
続けて、「結局のところ、私は幸運だったと分かっているわ。彼が戻ってきて私を再び殴っていたかもしれないし、武器を持っていたかもしれない。この経験のショックで、護身術の講習を受けようかと思い始めた。でも、これが私達『犠牲者』が考えなきゃいけないこと?これらの犯人は女性、アジア人、高齢者を殴ることでどんな満足感を得ているの?彼らは責任をとる必要がある。これらの酷い犯罪を防ぐため私達はコミュニティとして何が出来るかしら?」と呼びかけている。