レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーことマイケル・ピーター・バルザリー（５９）が、娘がグラミー賞のトロフィーをシャベルとして使っていたことを明らかにしている。フリーの長女クララ（３３）は、まだ５歳の時、蓄音機を形どった黄金のトロフィーを家からこっそり庭に持ち出し、遊びの道具として使っていたという。

　ロサンゼルスのラジオ局ＫＲＯＱでフリーは、こう笑い話を語った。「グラミー賞は凄いことなんだけど、初めてグラミー賞を取った後、３年後くらいに母親が『マイケル、グラミー賞はどこ？』って尋ねてきて、『知らないよ、母さん、どこかに置いたよ』と答えたんだ」「その数ヶ月後、庭師が裏庭から出してきてね。グラミーがどんな見た目か知ってる？古いレコードプレーヤーみたいで、ホーンがついているんだ。どうやら娘はネジを外して、庭でシャベルとして使っていたようなんだ。冬の間、ずっと土の中にあったってこと」

　アンソニー・キーディス、チャド・スミス、フリー、ジョン・フルシアンテから成る同バンドは、グラミー賞を6回受賞、フリーは受賞することが音楽をする理由ではないと話しているものの、最近同バンドはハリウッドの殿堂入りを果たし、ハリウッド大通りは「常に彼の一部」であり、そこに星が刻まれ事に「感謝」を伝えていた。

　同バンドは、今月１月にニューアルバム『アンリミテッド・ラヴ』をリリース、世界各地のチャートでトップになりそうな勢いを見せている。