イケメン俳優 人気作の悪役の役作りでカタルシス!
俳優のジェイク・ギレンホール(41)が、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』での役作りが演技へのアプローチを変えたと考えているという。2019年作の同スーパーヒーロー映画でミステリオこと悪役のクエンティン・ベックを演じたジェイクは、この作品のおかげで演技者として深刻になり過ぎないようになったそうだ。
ヴァニティ・フェア誌とのインタビューで、ジェイクは自身のキャリアについてこう語る。
「興味深い事に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に臨んでいた時、真剣に考えすぎていたと思う。実際そうだった。自分が本来持っている遊び心や楽しさを失っていた。肩をポンと叩いて変な顔をするような、クラスのお調子者である自分を」
「そんな生真面目な気持ちを捨てて、いろいろな意味で自分がなりたかった役者になれたのは、精神の浄化となったよ」
またジェイクは、俳優は楽しい職業であるべきだと気づかされ、トム・ホランド主演の同映画製作を楽しんだと振り返る。
「なんといっても、一緒に映画を撮っている人たちとの体験がすべてなんだ」
「僕たちは自分自身を見つける旅をしていると思うんだけど、『スパイダーマン』の場合は、『演技ってこんなに面白いんだ。楽しもう!それに、ここにいる人たちは最高だ。人生はあっという間に過ぎていくから、彼らの存在を楽しんで、周囲の生活も楽しもう』って気づいたんだ」と説明する。
そんなジェイクは、マイケル・ベイ監督の最新アクションスリラー映画『アンビュランス』に出演したことで、夢が叶ったと語る。
「マイケル・ベイと一緒に映画を作りたいとずっと思っていた。映画監督とその世界観に惹かれる。皆、とても多様で異なるからね。マイケル・ベイの映画の作り方については、いろいろと聞いていたんだ。メガホンや大げさな振る舞いをしたり、その他もろもろ。それで、『おお、どんな感じなんだ?』と思っていたんだ」