人気ミュージシャンの芸名は“抗議”と“冗談”から始まった!
ミュージシャンのスティング(70)の芸名は“ジョーク”から始まった。スティングの本名はゴードン・マシュー・トーマス・サムナーで、ある曲について不満で蜂のような黒と黄色のTシャツを着始めた時、昔のバンドのトロンボーン奏者から冗談で、「針」や「刺す」という意味の「スティング」というニックネームを付けられたという。
スティングはデイリー・スター紙にこう語る。
「彼は僕にひどい歌を歌わせたんだ。だから、抗議の意味で黒と黄色のトップスを着始めたんだよ。彼は冗談で僕のことをスティングと呼ぶようになったのさ」
しかし、サインをするスピードが速くなったとして、「今はそれに感謝しているよ。何かにサインしなきゃいけない時、時間が短くて済むからね!」と続けた。
ロックバンド、ポリスの一員として有名になり、後にソロアーティストとして成功を収めたスティングだが、最近はボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの後を追うように、過去に発表された曲などのバックカタログを手放し話題となっていた。
自らのディスコグラフィーを3億ドル(約385億円)でユニバーサル・ミュージック・グループに売却したスティングは当時こう語っていた。
「1つの信頼できる場所に一緒にしておくことが自然だと感じたんだ。僕にとって自分のキャリアを通して作ってきた作品が、その価値を認め敬ってくれる場所に置かれることは必須だから。長い間応援してくれるファンとまた新しいやり方で繋がるだけじゃなく、新たなオーディエンス、ミュージシャン、世代に僕の曲を紹介するためにも」
一方ユニバーサル・ミュージックのルシアン・グレインジュCEOはこう話していた。「ユニバーサルが彼の音楽管理を任されたことに名誉を感じます。ポリス時代からソロ作品まで彼のソングライター、レコーディングアーティストとしての全作品がユニバーサルのファミリーの一員となります。我々にはこれを軽んじてはいけない責任があります」