トランプ前米大統領 ツイッター幹部は「精神を患っている」永久停止処分を非難
ドナルド・トランプ前米大統領(75)が、自身のアカウントを凍結したツイッター幹部を「精神を患っている」と表現した。トランプ氏は昨年1月に起こった自身の支持者たちによる米議会襲撃を受けて同ソーシャルメディアから永久停止処分を受けていたが、今回その決断を非難したかたちだ。
ピアース・モーガン(57)の番組に出演したトランプ氏は、インタビューの中で「彼らは病気だよ。精神を患っている。本当にそう思っているよ」と話した。
2017年から2021年まで大統領を務めた同氏は、自身のアカウントが永久停止となって以来、ツイッターは「つまらない」ものになったと主張。自らのソーシャルメディア、トゥルース・ソーシャルが、最終的には世界最高のプラットフォームの一つになると自信を見せた。
一方でピアースは今週、イーロン・マスク氏がツイッターを440億ドル(約5・6兆円)で買収することに言及。「言論の自由とこの(社会問題に対する意識が高いという意味の)woke的発想ウイルスに関する議論の完全なる旗手だ。これはウイルスだよ。マスクは言論の自由に戻りたいんだ。プーチンやイランの最高指導者がまだアカウントを持っている中、トランプがツイッターから禁止されたことは全く馬鹿げていると認識している」と語った後、トランプ氏の「キャンセル」を取り消すようマスク氏に呼びかけていた。