実力派俳優が死去 出演映画60作以上
米俳優のジャック・ケーラーが死去した。75歳だった。1998年作「ビッグ・リボウスキ」で演じたデュード(ジェフ・ブリッジス)の大家マーティ役などで知られたジャックは7日、ロサンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センターで白血病の合併症により帰らぬ人となったという。
米フィラデルフィア出身のジャックは、「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」「恋は嵐のように」「メン・イン・ブラック2」「リーサル・ウェポン4」を含む60作以上の映画に出演した。
ニューヨークでウェイターとして働いていた24歳の時にキャリアを変えることを決心し、同市のアクターズ・スタジオで演技を学んだ後、1983年のSF作「ストレンジ・インベーダーズ」で映画デビュー、「マーダー・ワン」「マッドメン」「NYPDブルー」「BONES-骨は語る-」「名探偵モンク」「ER緊急救命室」といったテレビドラマの世界でも活躍した。
2021年のフールーのドラマ「Love、ヴィクター」が最後の出演作となった。