ジョニデの元恋人ケイト・モス 法廷で階段から突き落とされた噂を否定
モデルのケイト・モス(48)が、元恋人で俳優のジョニー・デップ(58)から階段から突き落とされたという噂を否定した。1994年から1997年までジョニーと交際したケイトは、ジョニーと元妻で女優のアンバー・ハード(36)による名誉毀損裁判に、イギリスのグロスターシャーからビデオリンクでリモート出廷した。
アンバーは先日法廷で、自身の妹ホイットニー・ヘンリケスとジョニーの口論について言及した際、ケイトの名前を出していた。「ホイットニーは階段に背を向けていて、ジョニーが彼女に向かって腕を振りかざしました。私は躊躇しませんでした。その時私の頭の中にはケイト・モスと階段のことが浮かんでいました」
そして今回ケイトはジョニーの弁護団の一人、ベンジャミン・チュウ氏からジョニーから階段を突き落とされたことがあるかと質問され「いいえ。彼が私を押したり、蹴ったり、階段から突き落としたことは一度もありません」と答えた。
そして、ジャマイカでの休暇中に階段から滑り落ちた時のことについて、「私達は部屋を離れるところで、ジョニーは私より先に出ていました。暴風雨だったので、私は部屋を出た時に滑って階段から落ちたのです」「私は背中を痛めました。自分の身の上に何が起こったのか分からず、痛みを感じていたので、私は叫びました」「彼は私を助けるため走って戻ってきてくれて、私を部屋まで担いで運び、治療を手配してくれたのです」と状況を説明した。
ケイトの証言は5分にも満たずに終わり、アンバーの弁護団から反対尋問を受けることはなかった。
一方アンバーは、ホイットニーとジョニーの争いについて2020年にイギリスで初めて証言。「彼が、ケイト・モスだったと思いますが元恋人を階段の下へ突き落としていたと聞きました。この噂を2人の人間から聞き、私の記憶は鮮明でした」と話していた。
ちなみにケイトは以前、ジョニーとの破局から立ち直るのに長い時間が必要だったと明かしていた。「私のことを本当に思いやってくれた人なんて今までいないわ。ジョニーは少しの間そうだった。彼の言う事を私は信じた。『私はどうしたらいいの?』って言えば、彼は教えてくれた。彼と別れて、一番寂しく思うことね。自分が信頼できる誰かの判断を失ってしまったから」
同裁判では、アンバーがDV被害者としての経験を綴ったワシントン・ポスト紙の論説を巡り、ジョニーが損害賠償5000万ドル(約63億円)を求めている一方、同記事の中でアンバーはジョニーを名指しにはしていないとして、1億ドル(約127億円)の損害賠償を求め反訴している。