ゲイ告白したのちに性的不品行で消えた大物俳優 無条件で保釈される
米俳優のケヴィン・スペイシー(62)が、無条件の保釈を認められた。3人の男性に対する4件の性的犯罪で訴追されているケヴィンは16日、ロンドンのウエストミンスター治安判事裁判所に出廷したものの、正式な罪状認否は行われず、7月14日に予定されている審理で罪状認否と公判準備が行われるという。
検察当局が発表した声明によると、ケヴィンは、2005年3月から2008年8月にかけてロンドンで、また2013年にはグロスターシャー州で暴行行為に至ったとされており、3人の男性に対する性的暴行4件に加え、同意なしで性行為を行ったことでも起訴されているが、本人は全容疑を強く否定している。
ケヴィンは、2017年に俳優アンソニー・ラップから14歳の時に性的暴行を受けたと告発されて以来、複数の男性から性的暴行で訴えられてきた。
一方でケヴィンにとって暴行で告発されて以来初の主演作となる『ピーター・ファイヴ・エイト』が今年のカンヌ国際映画祭で発表されている。