クイーンがUK史上最大のアルバムセールスを達成
ロックバンドのクイーンがイギリスで700万枚のアルバムセールスを記録した初のアーティストとなった。オフィシャル・チャート・カンパニーによれば、1981年に発表した『グレイテスト・ヒッツ』はイギリスの4世帯に1つが所有していることになるという。
ギタリストのブライアン・メイは「これを達成したアルバムは史上ほかにない」「ありがとう、感謝してるよ」とコメント、ドラムのロジャー・テイラーは「イギリス国民とそのこれ以上ないほどの素晴らしいテイストが、このアルバムを史上最高のベストセラーにしてくれた」「本当にありがとう。とてもありがたく、光栄に思ってる」と続けた。
オフィシャル・チャートの最高責任者であるマーティン・タルボット氏はこう話す。「1981年のリリース当時、そのキャリアを網羅した『グレイテスト・ヒッツ』のような作品はあまりありませんでした。最高の人気を誇るアーティストだけに限られていたんです」「このアルバムの大成功が、現在こうしたアルバムのコンセプトが至る所でみられるようになったことにつながったのは間違いないでしょう」
クイーンに続いてはABBAの1992年のコンピレーションアルバム『ゴールド』がおよそ100万枚の差でつけているが、トップ10に2枚がランクインしているのは、クイーンとマイケル・ジャクソンのみとなっており、他にはザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、アデルの『21』、オアシスの『モーニング・グローリー』などが名を連ねている。