世界的大富豪 トム・クルーズとの食事前にバッキンガム宮殿でウィンドーショッピング
ジェフ・ベゾス氏(58)が、トム・クルーズとの食事前に英王室の宝物を「ウィンドーショッピング」したそうだ。アマゾン創業者のベゾス氏はバッキンガム宮殿の特別プライベートツアーで、親族や友人ら30人と一緒に宝石、美術品、貴重な品々を1時間かけて見学したという。最近、イーロン・マスク氏に世界一の富豪の座を奪われたものの、推定1230億ポンド(約20兆3000億円)の資産を持つベゾス氏にとっては購入可能なものばかりだったようだ。
どれも売り物ではなかったものの、ベゾス氏にとっての見学の目玉は1333個のブリリアントカット・ダイヤモンドや169個の淡水真珠で装飾された女王の王冠だったであろうとザ・サン紙は伝えている。
ちなみに「トップガン マーヴェリック」で主演を務めるトムも、その見学ツアーがしたいと思っているそうだ。
ある関係者は同紙に「ベゾス氏のこの訪問はすでに宮殿のスタッフらによって冗談交じりに『ショッピングツアー』と名付けられていました」「彼は王座の間とダンスホールに特に興味を示していたようです」と語っていた。ルーベンス、レンブラント、カナレットの名画が展示されている宮殿の大広間は2019年の夏以降、コロナのパンデミックにより一般公開が中止されているが、7月22日から「プラチナ・ジュビリー 女王の即位」展が始まった。
通常チケットは60ポンド(約1万円)、特別チケットはガイド付きで90ポンド(約1万5000円)で、同展覧会は10月2日まで開催される。