ジョニー・デップ、名誉毀損訴訟で相手女優のヌード写真を証拠に?

 俳優のジョニー・デップが、女優のアンバー・ハードとの名誉毀損訴訟でアンバーのヌード写真を証拠として使うつもりだったという。米バージニア州で6週間に渡って行われた裁判では、アンバーが2018年にドメスティックバイオレンスの犠牲者としての経験を綴った記事は名誉毀損に当たるとの判決が下され、アンバーがジョニーに1035万ドル(約13億7000万円)の損害賠償を支払うことが命じられた一方、ジョニーもアンバーに200万ドル(約2億6000万円)支払うよう命じられていた。

 同裁判に関して、最近裁判前の法廷書類の封が開けられたかたちで、その中で、アンバー側はジョニーが勃起不全の薬を服用していたことに言及しようとしていたほか、ジョニー側は、ジョニーとマリリン・マンソンとの間で交わされたショートメールの数々が法廷で証拠として使われるのを避けようとしていたことを「エンターテイメント・トゥナイト」が明らかにしている。

 また、アンバーの弁護団は、ジョニーの弁護団がアンバーがジョニーと出会う何年も前にストリッパーとして働いていた時の写真を使い、「軽薄に、そして悪意をもってハード氏が一時エスコートだったことを示唆しようとした」と指摘したほか、ジョニー側は、アンバー側がジョニーの医療記録の一部を証拠として提出して、「勃起不全」を患っていたことが「暴行の動機」だと主張しようとしたものの、真意はただ法廷でジョニーに恥ずかしい思いをさせたかったのだろうと感じたという。

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