セガの名作ゲーム「スペースチャンネル5」「コミックスゾーン」が映画化へ

 セガが、自社の人気ゲーム「ソニック」の映画化作品が3億ドル(約410億円)の興行収入を記録する成功を収めたことを受けて、『スペースチャンネル5』と『コミックスゾーン』の名作ゲーム2作を映画化するという。同社は、2022年作コメディ作『チャ・チャ・リアル・スムース』を手掛けた製作会社ピクチャースタートとタッグを組みこれらの新作を製作、ジム・キャリーがドクター・ロボトニック役を演じたヒット作『ソニック・ザ・ムービー』に引き続き中原徹がプロデューサーを担うとハリウッド・リポーターが報じている。

 1999年発売の『コミックスゾーン』はコミックスの世界に迷い込んだ漫画家がミュータント達と戦うアクションゲームである一方、2002年発売の『スペースチャンネル5』は、新人レポーターがダンスの力を使い侵略してきた宇宙人を倒す音楽ゲームだ。

 セガのプロデューサー、下村一誠が参加する新作映画『ゾーン』では、漫画家とクィアのライターがコミックの世界に吸い込まれてゆく姿を描くほか、同社のディレクター、吉永匠の参加が報じられている『チャンネル5』は、侵略してきた宇宙人とダンスで戦い世界を救おうとする未来のレポーターとファストフード店の店員を中心に描かれるそうだ。

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