ダニエル・クレイグ 『ナイブズ・アウト』続編でボンド経験が役立った!
英国俳優のダニエル・クレイグ(54)が、「007」シリーズでジェームズ・ボンド役を演じたことはネットフリックス映画『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』の撮影で役立ったと考えている。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の続編となる同新作で名探偵ブノワ・ブラン役を務めるダニエルは、同キャラクターの再演や比較されることへの対処の難しさについて「私は過去15年間、フランチャイズ作品の出演に挑戦してきた。だから怖くはないよ。適切な人材が集まり、適切な才能があれば、こなすことができる」と話した。
アナ・デ・アルマス、クリス・エヴァンス、ジェイミー・リー・カーティスらが出演した第1作目は、興行的な大成功を収めており、ライアン・ジョンソン監督と再タッグを組んだダニエルは「ライアンは天才的な脚本家で、同じことを繰り返したくないんだ。私たちも観客を失望させたくない。1作目で作り上げた世界観を観客に楽しんでもらい、この作品にも入り込んでもらいたいね」と続けた。
昨年『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンド役として最後の出演を果たしたダニエルは、以前こう明かしていた。「残念ながら私は物事をかなり真剣に捉えてしまうんだけど、でも気になるし、自分がやっていることが好きだからでもある。だから、もう少し良くできないか、と考えないことはない」「ジェームズ・ボンドだからね。個人的に、私のキャリアの中で最も大きなものだ。人生においても最も大きなものの一つだ。私にとって非常に重要なことだから、たぶん深刻に考えすぎていたけど、時には気軽に構えなくてはいけなかったかもね」