ジュリア・ロバーツ キスシーンになんと80テイク 相手俳優の妻「なんですって?」

 米女優ジュリア・ロバーツ(54)と同俳優ジョージ・クルーニー(61)は、コメディ映画『チケット・トゥ・パラダイス』のキスシーンで笑いが止まらなくなったそうだ。長年にわたって親しい友人である2人は、キスシーンの撮影現場は多くの笑いに包まれたとインタビューで明かしている。

 妻アマルとの間に5歳の双子を持つジョージは、「妻には『80テイクもかかったよ』って言ったんだ。彼女は『なんですって?』って感じだった」と話す一方、ジュリアも「笑っているところを79テイク、それからキスのテイクを1回、撮ったってわけ」と、ニューヨーク・タイムズ紙に説明した。

 また、同新作で娘の結婚を阻止しようとする離婚した夫婦を演じるジュリアは、「私たちは、みなさんがご存知のような友人関係にあるけど、離婚したカップルとしてこの作品に参加してる。アメリカ人の半分は私たちが離婚したと思っているでしょうから、好都合ね」と冗談を飛ばした。

 一方、同作が4年ぶりの映画出演となるジュリア、近年は家庭生活を優先してきたと認めており、「私はただ、来たものをすべて受け入れるだけ」「計画を立てず、今を生きることを心がけているし、今後予定されている俳優の仕事はないわ。日常生活に戻るのはとてもいい気分。家にいるのが好きだし、母親であることが好きなの」と語り、「オーストラリアでの撮影は、コロナ規制の中でとても困難だった。もう自分1人だけの身じゃないし、これ以上に大変にならなかったのは、友情とクリエイティブな環境のおかげだと思う」と続けた。

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