エリザベス女王の弔問に長蛇の列 最大で14時間待ち、政府は一時参加受付を中止に
一般公開されているエリザベス女王の弔問に、一時は14時間待ちとなるほどの長蛇の列ができた。今月8日に崩御したエリザベス女王の棺は現在、ロンドンのウェストミンスターホールに安置され、19日の国葬まで市民が最後のお別れに訪れられるようになっているが、現地時間の
16日午前7時の時点でもその列が4マイル(約6.4キロ)以上にもおよ111時間待ちとなるほど長い列になっていたことを受け、政府は同日午前10時頃、最低でも6時間、列への参加受付を中止すると発表している。
ウェールズのスウォンジーの自宅を15日の午前11に出て、受付中止前に列に並んでいた看護師のメラニー・ピックマンさんはこう話す。「息子は待ち時間30時間と言っている人もいる列に並ぶため、わざわざ来たという私の決断が常軌を逸していると思っています」「でも来る必要があると思ったんです」「女王を目にすることはもうないわけですから。あんなに長くこの国に尽くしてくださったんですから、私たちも敬意を払うべきです」と話した。
また、妹サラさんと5歳の娘ソフィアちゃんを連れてケント州から訪れたというレベッカ・ウェルハムさんは、「娘を今朝4時に起こしたんです」「私はもう準備ができていたので、この子が起きてすぐにこちらに向かいました」「適切な表現ではないかもしれませんが、娘は女王にお会いできるととても興奮しています」とデイリー・テレグラフ紙に話した。