エロティック3部作の人気俳優「僕の人生の一部」 新たな可能性に挑戦
俳優のルーク・グライムスがカントリーアルバムを制作中だという。エミー賞ノミネートの新西部劇ドラマ「イエローストーン」シリーズのケイシー・ダットン役や、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』をはじめとする大人気エロティック3部作のエリオット・グレイ役で知られるルークだが、ギターを愛して止まないそうで、レコード制作以外でも常に弾いているそうだ。
カントリー・リビング誌に、ルークはこう語っている。
「オハイオ州の後、最初の引っ越し先はニューヨークだった。そこでドラムセットを持つのは無理さ。近所の人に殺されてしまうだろうから。それでギターを手に入れて、コードを覚え始めたんだ」
「それ以来、ギターは僕の人生の一部になっている。俳優としての仕事がある時、いつもギターを持ってるよ。アルバム制作のためだけじゃないんだ」
「ギターはどこにでも連れて行ける小さな相棒みたいなもの。新しい土地で、他に何をすればいいかわからない時に、そのエネルギーの一部を投入するところさ」
そんな自分をカントリーミュージックの世界に招いたのは牧師の父親だったそうで、幼少期に影響を受けた音楽についてルークはこう続けた。「教会音楽は僕の人生で最初の音楽だった。父は牧師で、僕は週3日教会に通っていた。9歳の時から教会のドラマーをしてたんだ」「それから父は、ジョニー・キャッシュ、ウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングス、マール・ハガードといった昔のアウトローのカントリーミュージックを聴いていた。男同志の旅で僕らはいつもそれをかけていたものさ。カントリーミュージックにハマったのもそのせいだよ」
かつてオルトカントリーバンドのミッチェル・フォーリーのドラマーを務めていた経験もあるルークは以前、こう話していた。「ケイシー(ダットン)が歌い始めたら変だと思う」「でもすぐにルークが歌う姿を見ることができるだろうね」