エリザベス女王の愛犬が数カ月前に旅立っていた 残した2匹はアンドルー王子夫妻へ
エリザベス女王の愛犬が女王に先立ち、数か月前に亡くなっていたという。
8日に96歳で崩御した女王だが、ダックスフンドとウェルシュ・コーギーの交配種ドーギーの飼い犬「キャンディ」が今年の夏、スコットランドのバルモラル城で18年の生涯を閉じていたそうだ。
デイリー・メイルによると、「悲しみに打ちひしがれた」女王は、ウィンザー城に埋葬するためキャンディの遺骨をロンドンに空輸したらしい。
生涯で30匹以上のコーギー犬を飼っていた女王、今年はウィンザー城での在位70周年のお祝いの最中に愛くるしいキャンディが披露されていた。
その後、部屋から出ていくキャンディに女王は「あなたどこからやって来たの?」「何が欲しいのかはわかっていますよ」と話しかけていた。
アンドルー王子のスポークスパーソンが先週発表したところによると、女王が残したコーギー2匹たちは王子(ヨーク公爵)とセーラ(ヨーク公爵夫人)が引き継ぐことになる見込み。
この2匹はロックダウン中に夫フィリップ殿下が入院中、ウィンザー城に滞在していた女王を思って、アンドルー王子が贈った犬だった。
女王が生前飼った犬はそれぞれ、18歳の時に父ジョージ5世から初めて贈られた犬スーザンの血を引いている。