トム・クルーズ デビッド・ベッカム“口説く”ためサッカー場作った!
俳優のトム・クルーズが、サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカムを「口説く」ために、サイエントロジー教会にサッカー場を作ったそうだ。同教会に有名人を熱心に勧誘するトムは、ベッカムと妻ヴィクトリアがその筆頭に挙げられていたと言われており、ベッカムと一緒に訪問する理由を作るために、カリフォルニア州のゴールドベース本部にプロ仕様のサッカー場を建設が合意されたそうだ。
同教会を脱会した元高官マイク・リンダーは、新著『ア・ビリオン・イヤーズ:マイ・エスケープ・フロム・ア・ライフ・イン・ザ・ハイエスト・ランクス』の中でこう書いている。
「トムは映画で一緒に仕事をする人たち以外の有名人にも、全力で勧誘していた」
「地面は平らにならされ、灌漑設備が整い、完璧な芝生が敷かれ、ゴールが設置された。その目的はただひとつ、トム・クルーズが友人のデビッド(ベッカム)にゴールドベース本部に来るよう口説くためだ。しかし、それは実現しなかった」
マイクはまた、同教会がトムの恋愛を手助けしたと明かした。トムがスペインの女優ペネロペ・クルスと交際していた際にスペインにある建物の修築に多額の資金を提供したものの、「完成した頃には、ペネロペが彼と別れていたのはちょっと皮肉な話だ」と続けた。
教会長デビッド・ミスキャベッジ氏は、完成の式典で私生活について不満を漏らしたトムの発言を受け止め、パートナーを見つけるために「オーディション」を立ち上げたと言われており、トムは女優で同じサイエントロジストのナザニン・ボニアディとしばらく交際後、ケイティ・ホームズと6年間の結婚生活を送ったが、2012年に離婚した。
国際スポークスマンや特別対策室の責任者を務めていたマイクは、2007年の52歳の時に脱会。家族との断絶を余儀なくされ、2013年に母親が亡くなった時も何も言われなかったそうだ。脱会後マイクは、尾行、ハッキング、スパイ行為を受けたと主張、しかし発言を止めるつもりはないという。
一方、同教会の広報担当者は、内部告発をしたマイクを「嫌がらせ」をしてきた「永遠の嘘つき」と非難している。