『007』関連品 チャリティオークションでの合計落札額19億円!

 「007」シリーズ関連品が、オークションで計19億円の落札額を記録した。同シリーズ60周年を記念して5日にロンドンのクリスティーズで開催されたオークションでは、原作者イアン・フレミングの全集が8万1900ポンド(約1330万円)、『007/カジノ・ロワイヤル』の脚本が6万9300ポンド(約1120万円)など、36品が計77万994ポンド(約1.25億円)で落札された。

 同オークションハウスが開催した過去4回の「007」関連オークションからの落札額を合わせると合計で1168万7019ポンド(約19億円)となり、全収益は45の慈善団体に分配されるという。

 今回イアン・フレミング全集の落札予想価格は5000ポンド(約81万円)となっていたが、それを大幅に上回る結果となった一方、ダニエル・クレイグが2012年作『007/スカイフォール』や2015年作『007/スペクター』で着用したトム・フォードのスーツ2着も高額で落札された。

 50周年を記念した2012年のオークションでは、164万1350ポンド(約2.7億円)の収益を上げていたほか、2014年にはボンドが運転するアストンマーティンDB5の3分の1サイズの24金メッキレプリカが13万6800ポンド(約2200万円)で落札されている。

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