米ラッパー 長男から100万円のギャラを提案される オンライン上で舌戦
ラッパーの50セント(47)が、長男マーキーズ・ジャクソン(25)から1日を買うとして6700ドル(約98万円)をオファーされた。オンライン上で舌戦を繰り広げている2人だが、今回息子のマーキーズは父親が毎月養育費として自分の母親に支払っている6700ドルについて少なすぎると批判している。
マーキーズは10日、インスタグラムにこう綴っていた。「6700ドルは大金だと思うから、誰か親父に俺が24時間を6700ドルで買うと言ってくれ。そしたら俺は子供の頃に、奴とやりたかったことが何でもできる」
紙幣を使った「Entitled (権利がある)」というスペルを床に並べたセルフィーを投稿したマーキーズ、この写真は以前50セントが100ドル紙幣を使って「Broke (一文無し)」というスペルを床に並べた写真のパロディとなっている。
この息子の投稿に50セントは『POWER/パワー』で自身が演じるキャラクター、カナンが息子を射殺する動画を投稿、『キャプションは必要ない』と綴った。
一方、マーキーズは今月始めにインスタグラム・ライブで行われたチョーク・ノー・ジョークからのインタビューでこう話していた。「ニューヨークの家賃は毎月6700ドル。計算してみてくれ。フォーブスの富裕層リスト入りしている、あらゆる人間と問題を起こしている人間(50セント)についての話だ。(6700ドルでは)どんな場所にでも住めるわけじゃない。(年に)81000ドル(約1200万円)は十分な金じゃない。どこにでも住めるわけじゃない」「この業界で全ての人間と対立していると言うのなら、どこにも住めるわけがない」
そしてマーキーズが「もし今、俺が月6700ドルで今すぐに人生をやり直せとお前に言ったら出来るのか?」と尋ねると、チョークは「出来る」と回答、マーキーズはこう返していた。「比較するのは止めろ。自分自身の生活水準と比較しているんだろ」「そうじゃない。無一文の気持ちが俺にはわかる。俺は月6700ドル、年に81000ドルで人生を立て直さなくてはいけなかったんだ」
ちなみにマーキーズの母親シャニクア・トンプキンスは2009年に50セントに5000万ドル(約73億円)の訴訟をおこし、自分を生涯世話してくれると50セントは約束したと主張、同訴訟は恋愛関係がもつれた不幸な話として判事から却下されていた。