ヘンリー王子とメーガン妃 世界的な人権賞を受賞 主催者「彼らは道徳的勇気を体現」
ヘンリー王子とメーガン妃が世界的人権賞のリップル・ホープ・アワードを受賞した。アーチウェル・ファウンデーションを通して人種差別やメンタルヘルスといった社会問題に人道的活動を通して取り組む姿が評価されたかたちだ。
主催のロバート・F.ケネディ・ヒューマン・ライツ代表ケリー・ケネディ氏はこう話す。「3月に我々の賞の受賞招待状を公爵夫妻が受け取ってくださった際は本当に嬉しかったです。2人が持つ、世界中の人種差別とメンタルヘルスに関する事柄を明らかにし変えていく意欲は常に際立っています」「彼らは道徳的勇気といったものを体現しています。それは私の父(ロバート)がかつて言っていた、変化に最大の痛みを伴う世界を変えようとするものにとって『一つの不可欠で大事な素質』なのです」
今年の同アワード受賞者には、シリス・キャピタルの共同創設者で執行パートナーのフランク・ベイカー、バンク・オブ・アメリカのブライアン・オイニハンCEO、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領らが選出された。
一方、ヘンリー王子は先日ウェルチャイルド・アワーズの受賞者に米カリフォルニアの自宅からビデオコールで語り掛け、母国についてこう話していた。「イギリスは現在多くの状況を切り抜けているところです。皆さんのような人たちがやるべきことをやり続け、人々のステップアップを促し、できるところから手伝っていただくことが必要です」