カニエ・ウェストの敏腕弁護士から見限られる アンバーとの裁判でデップを弁護し脚光
カニエ・ウェストの弁護士カミール・ヴァスケスが、カニエの代理人から外れることになった。TMZによると、アンバー・ハードに対する名誉毀損裁判でジョニー・デップを弁護し脚光を浴びたヴァスケス弁護士は、自身が務める法律事務所ブラウン・ラドニックでカニエを担当することを拒否しているという。同法律事務所は、カニエの一連の反ユダヤ主義的な発言を撤回することを条件に、再び一緒に仕事をすると伝えられたものの、カニエから解雇されたと報じられていた。
一方、カニエが2016年から所属していたタレント事務所CAAは、最近の発言や論争を受けてカニエとの関係を終わらせており、ドキュメンタリーを配給することになっていた制作会社のMRCも、カニエとはもう仕事をしないことを発表している。
またカニエとの間に4人の子供を持つ元妻のキム・カーダシアンは、カニエの名前を実際に言及していないが、「ヘイトスピーチは決して許容され大丈夫なことではない。私はユダヤ人コミュニティと共に立ち上がり、ユダヤ人に対するひどい暴力や憎悪に満ちた巧言を直ちに止めるよう呼びかけます」とソーシャルメディアでコメントしている。
そんなカニエは今月19日に英テレビ番組『ピアーズ・モーガン・アンセンサード』に出演中、「言わせてもらう。デフコンで傷ついた人々、俺が引き起こした混乱に対して謝罪する。傷と混乱を俺が生み出したと感じている。俺が受けたトラウマと何も関係がない家族らに謝る」「傷ついた人間は他人を傷つける。俺は傷ついていた」と自分の非を認め謝罪していた。